MOCAL歯科経営出版 歯科経営参謀が贈る「院長の経営成功術」

Vol.40 医療法人社団わく歯科医院 理事長 和久 雅彦様

心の矢印を自分に向ける
和久雅彦の「真理を求める経営」

  • 在庫あり
  • お届け日数:3~5日

あるスタッフに言われたんですよ。
「先生が何を大切にしているか分からない」。


歯1本を大切にすると言いながら、歯を抜いてオールオンフォーにしちゃうとかですね。この場面は抜く、この場面は削る、この場面は身を引くというのを、自分の中では明確にしているつもりだったんです。


それが周りのスタッフには伝わっていなかったんですね。
自分がこれまで思い描いてやってきたことを言葉にしなければいけない。


その中から出てきたのが“理念医療”なんです。

一度は離れた自然豊かな故郷、丹波の歯科医院を3代目として承継。
人口減少、人材不足、、、想定していたものの、降りかかる困難な課題。
地道な臨床の学びと真理を追求し続けて辿りついた「理念医療」!地方のハンディを克服する斬新な人材育成への取組み!


歯科医師の本分とは!?真のチーム医療とは?
「すべては自分の心の中から始まる!」ことが実感できる
心が熱く揺さぶられる珠玉のインタビューです!

↓エッセンスを「試聴」いただけます

特に、以下のような課題意識をお持ちの院長にお聴きいただきたい内容です。

 

 医院理念を浸透させ、"心技体"揃った医院経営を実現したい!

 人間の根っこのしっかりした人材を採用したい!

 今まで目をつぶってきた医院の人間関係を解決したい!

 歯科医師として、深い充実感を味わえる仕事がしたい!

一人の仕事には限界があります。良い仕事をたくさんの方に届けるためには、チームや組織を通じて仕事する技術が必要です。
では、医療の現場で、チームメンバーの心に火をつけてチーム医療を実現するポイントとは何でしょうか?
志に共感してくれる強いチームを作りあげるために、院長が実践すべきポイントとは何でしょうか?

1.理念を臨床の現場に根付かせる
どれだけ立派な医院理念を掲げたとしても、一人一人が実践する医療に結びついていなければ、それは単なる抽象論で終わってしまいます。自分の医院がその地域で果たすべき役割を、全スタッフが理解し、実際の行動に移していくことが医院の発展につながります。

2.医院改革は院長改革
医院はトップの顔が映し出されているだけであり、医院の水質を決めるのは院長自身です。そして改革を実践していく過程において、先輩院長の智慧と経験が武器となり盾となってくれます。

3.心のベクトルは自分に向ける
人を動かすために、ついつい出てしまう命令や圧力。その瞬間は変わったとしても、真の変化には至っていません。人を変えようとするのではなく、自分たちがまず何が出来るかを考える。人の心を動かす数々の成功事例はマネジメントの糧となります。

この教材では、和久雅彦院長が、貴重な経験からつかみ取った次のような「医院経営の智慧」を、たった60分で手に入れることができます!

1.歯科医師としての本分
いまでは過疎地である故郷、丹波に帰った時に「歯医者だけは、この地域の中で完結できるようにしたい」と抱いた決意。様々なセミナーや学びの中で「企業の実例は果たして医療業種に相応しいのか」。「自分は誇らしく仕事をしているのだろうか」「一体何が本当にやらないといけないことなんだろう」という心の焦り。様々な葛藤や壁を乗り越え、どのような変化を遂げたのか。和久先生の貴重な体験と成長の軌跡をお話します。

2.医院の改革は、水質から改善する
本気で医院を改革したいのであれば、人が辞めることを恐れてはいけない。古いスタッフが退職し、今までとは違う種類のスタッフが集まってくることが医院の水質が変わったサイン!和久先生が実践してきた取組み、そして医院改革の過程をご紹介します。

3.根っこのしっかりした人材を育てる
「田舎だからこの程度でいいや」、「人がいなくて当たり前だ」は理由にならない。いない、いないと言っていたら10年あっという間に経ってしまう!何としても人間の根っこのしっかりした人材に資格を取らせてあげたい!という強い信念。わく歯科が行っている独自の人材育成を公開します。

4.人の心を動かす力
人を動かすのは圧力ではない!地域医療再生の成功例として全国の病院から注目を集めている「県立柏原病院の小児科を守る会」の“自分たちが変わる”という取り組みが、丹波の医療危機を救った感動の瞬間に立ち会った時、和久先生が得た“人の心を動かす真髄”とは?

5.理念医療の実践
「自分が思い描いてやってきたことを言葉にする」
理念を高らかに掲げ、歯1本を大切にすると言っていても、果たして実際に1本の歯に向かっているスタッフは腹落ちしているのだろうか?真理を医院経営の根幹に据え、理念医療という概念を視覚化。医院理念を臨床の現場までしっかりと浸透させ融合させた取組みを公開します。

PROFILE

1992年大阪歯科大学卒業後、大津市民病院歯科口腔外科入局。1997年、兵庫県丹波市のわく歯科を3代目として承継。人口1,900人の過疎地に10件の歯科医院がある立地ながらも、地道に臨床を学び続け、徐々に地域での評判が上がり、拡張移転。順調に医院業績は伸びたものの、スタッフとのある事件を機に、口の中だけを診ていたのでは、本当にいい医療は実現できないと考え、自分自身の在り方と徹底的に向き合うとともに、院内の改革、臨床の追及を続け、「理念医療」というコンセプトを結実。現在はスタッフとの強固な信頼関係を基礎に置き、ハイレベルなチーム医療を実現。さらに増床リニューアルをし、地域で愛される人気医院として高い業績を上げている。その他、セミナー、講演活動など幅広く活躍中。

医療法人社団 わく歯科医院

CONTENT

TRACK.1 今月のテーマ&ゲスト紹介
TRACK.2 歯科医師にしか出来ない医療がある~アイデンティティの確立~
TRACK.3 人の入れ替わりを恐れるな!「水質が変われば、住む魚も変わる」
TRACK.4 100年の種まき~人間の根っこのしっかりした人材を育てる~
TRACK.5 人を動かすのは圧力ではない!丹波の医療危機を救った「ありがとうの力」
TRACK.6 理念医療とは~良心と愛に基づいた医療の実践~
TRACK.7 人の幸せとは"働くこと"